本山報恩講御満座

本日1月16日は親鸞聖人の祥月命日です。
親鸞聖人の御生涯を記した『御伝鈔』には、

「仲冬下旬」(旧暦11月20日)頃から体調を崩し、
もっぱら阿弥陀さまのご恩を喜び、
お念仏を申されるばかりでありました。
「第八日午時」(28日の正午)に
「頭北面西右脇」という
お釈迦様ご入滅の時と同じお姿で、
ついにお念仏の声が止まり、息を引き取られました。
享年は九十歳でありました。

とあります。
私たちが他力のお念仏のみ教えに出遇う事が出来るのは、
親鸞聖人が生涯をかけて、
お念仏のみ教えを味わい、書き残して下さったからです。
その事を改めてかみしめながら、
今日はお念仏させてましょう。
南無阿弥陀仏

副住職

2022年01月16日