親鸞聖人の祥月命日

本日1月16日(旧暦11月28日)は
親鸞聖人が浄土にご往生された日です。

親鸞聖人の伝記『御伝鈔』には、
「聖人は、旧暦11月の下旬から体調を崩し臥せっておられました。
 お話になることと言えば、世間のことは一切口にせず、
 ただ仏さまからのご恩を喜び、お念仏をするばかりでした。
 同月28日午の刻(11時~13時頃)、
 頭北面西右脇というお釈迦さまの入滅と同じ姿で息を引き取られました。
 御歳90歳でありました。」
と書かれてあります。

最期の最期までお念仏を喜ばれたその姿を
私たちも見習わせていただきたいものです。
そして、お念仏をどう喜ばれたのか、
お聴聞しつづけてゆきたいものです。

絵は親鸞聖人ご往生の様子が描かれています。
右上の白い衣を掛けられているのが聖人です。
多くの人々が聖人との別れを悲しんでいるのが分かります。

住職

2024年01月16日|年:2024